作品説明
「可愛い」が天井知らずに暴走して、最後は“欲求不満の爆発”で読者を叩き起こす——。
成人向け短編漫画集『フラストレーションガールズ』は、さんじゅうろう先生の繊細な線と、火照りの説得力が一冊に詰まった“即効型オムニバス”です。
「アイドルの恋愛禁止」「プライド高めOL」「年上好き」「バニー」「不倫」「学内の秘密交際」…刺さる属性が次々に襲ってきます。まずはあなたの性癖に近い扉から入ってください。
入口を探すなら、まずはここから:アイドル・芸能人
作品概要:『フラストレーションガールズ』とは
- 形式:成人向け短編漫画集(1話完結の読み切り×全7話+おまけ)
- テーマ:欲求不満を抱えた美少女たちの恋愛とエロス/“我慢の反動”が主役
- 発売:ワニマガジン社(COMIC X-EROS系統)
- 評価:「COMIC X-EROS発のベストヒット2023」2位獲得の話題作
- 味付け:純愛・和姦寄りが中心、重さよりも明るくエッチに振り切る
※本作は“過激さで殴る”タイプではなく、表情・間・心理の積み重ねで火を点けるタイプ。だからこそ、読んでいる側の体温まで上げてきます。
作者(サークル)について:さんじゅうろう先生の強み
「抜ける」だけで終わらない、作画の暴力
さんじゅうろう先生の魅力は、“可愛い顔”と“エロい顔”の距離が近いところ。
普段は清楚・仕事モード・余裕顔のヒロインが、ふとした瞬間に恥ずかしさ→期待→欲望へ表情が滑っていく。ここが本当に上手い。
線が繊細なのに、肉感の説得力が落ちない。ページ密度も高く、コマの選び方がいちいち意地悪で、「次のページをめくる指」が止まりません。
他作品の追い方(沼への最短ルート)
本作で刺さったなら、次は掲載誌(COMIC X-EROS)や関連作で先生名義を追うのが早いです。
「働くお姉さん」「恋愛の駆け引き」「ギャップのある堕ち顔」が好きな人は、ジャンル検索で近い温度感の作品もまとめて拾えます。たとえば仕事終わりの火照りなら:OL
あらすじ(全7話):欲求不満が恋に変わる瞬間
オムニバスなのに「全部当たり」に感じる理由
7人のヒロインは境遇も年齢感もバラバラ。なのに共通しているのは、“我慢してきた分だけ、解放が濃い”こと。
1話完結なので、気分に合わせてつまみ食いしても良いし、通しで読むと「欲望のグラデーション」が気持ちよく繋がっていきます。
1. フラストレーション(表題作)
人気急上昇中アイドル「逢坂ななか」。恋愛禁止&多忙で心が乾く中、熊本ロケでAD岩田の笑顔に触れて、理性の堤防が決壊。
“アイドルの作り笑い”じゃなく、女の子としての素がこぼれていく過程が刺さります。
2. インプレッション
プライド高いOL「中妻京子」が、社内で遊び人と噂の後輩「加勢くん」に揺さぶられる話。拒否していたはずが、身体の大きさや手のゴツさを意識し始め、残業をきっかけにホテルへ…。
“負けたくない”が“欲しい”に変換される瞬間がエグいほどリアル。
3. ストライクゾーン
年上(おじさん)好きの大学生「美和子」が、手違いで年下「悠人」と接点を持つも、彼は年上OLに調教済みでテクニックが鋭い。
「年上を狩るつもりが、逆に落とされる」構図が気持ちよく、攻守反転が見どころ。
4. はじめてのデート
ドラッグストア店員「琴浦さん」に惚れた「倉吉」。指輪の存在が気になりつつ告白成功、初デートでラブホテルへ。
初回から距離が近い、甘くてエッチな“現実味あるデート”が好きならここ。次の扉は:デート
5. プライベートバニー
バニーガール好きの「沖」と、バニーガールバー店員「莉子」。店で芽生えた特別な感情が、退勤後の“自宅バニー”で爆発します。
衣装の説得力と、見せ方のプロ感が段違い。性癖の入口はこちら:バニーガール
6. IN FACT
先輩「麻央」に一目惚れした「高尾」。関係が深まった後、麻央が既婚者だと判明。さらに旦那と偶然遭遇し、背徳が逆に欲情へ…。
重苦しくならず、明るく“ヤバい火遊び”として描くバランスが巧い。背徳の温度を上げたい人は:人妻・主婦
7. ゼラニウム
憧れの存在「早川さん」と、地味な「佐藤くん」の秘密交際。周囲には見せない表情を独り占めする優越感が、えげつなく甘い。
“隠している関係ほど、熱が濃い”を真正面から撃ち抜いてきます。
FANZAレビュー・口コミ(ユーザー感想の抽出)
高評価が集中しているポイント
- 絵の美しさ:「画風が好きで迷わず購入」「全作可愛くてとてもエッチ」「表題作は120点」
- 実用性の高さ:「抜けるだけじゃなく見惚れるエロ」「線が繊細でページ密度も高め」
- 心理描写の丁寧さ:「心理描写が丁寧で純愛寄り」「読後感が爽やか」
- キャラの多様性:「人妻、学生、社会人とバラエティ豊富で飽きない」
“合わない人”が出るとしたら
- ハード・過激さ最優先の人には、やや物足りなく感じる可能性(本作は“えぐる”より“高める”)
- 和姦・ハッピーエンド基調が中心なので、ドロドロ破滅展開を求める人とは方向性が違う
独自の感想:この一冊、なぜこんなに“熱が残る”のか
読後いちばん印象に残ったのは、行為そのものよりも「スイッチが入る直前」の描写です。
仕事で固めていた表情が崩れる一瞬、強がりが溶ける間、相手の手つきや声で“身体の返事”が先に出る気配。そこを丁寧に積み上げるから、いざ踏み越えた時にエロが急に生々しくなる。
特に表題作のアイドルは、普段の「見せる顔」と、ホテルでこぼれる「見せたくない顔」の落差が強烈。“禁じられていた恋”が、そのまま快感のブーストになる感覚が、ページ越しに刺さってきました。
そして全体に共通するのが、ヒロインが「やらされる」ではなく、欲しいから前に出る瞬間を必ず作っていること。だから後味がいやらしいのに、読了感は不思議と澄んでいます。
見どころ・抜きどころ:構図の引き出しが多すぎる
- 表情の段階変化:余裕→動揺→期待→蕩け、のグラデが滑らかで“抜ける顔”に説得力
- ギャップ演出:アイドル/OL/店員/バニー…日常の顔が強いほど、淫靡さが跳ね上がる
- 構図のバリエ:ベッドだけに閉じず、職場の空気・移動・ホテルの間取りまで使って“気分”を作る
- オムニバスの強さ:1話ごとに温度が違うから、刺さる回が必ず見つかる
「アプリデート後のベッド」「アイドルの騎乗位」「OLのデスク誘惑」など、レビューで言及が多い“勝ちシーン”が散りばめられています。
登場人物(ヒロイン)まとめ:あなたの推しは誰?
- 逢坂ななか:恋愛禁止のアイドル。堪えた分だけ解放が眩しい
- 中妻京子:プライド高めOL。負けず嫌いが“求める”に反転する
- 美和子:年上好きの大学生(成人設定)。狩るつもりが狩られる
- 琴浦さん:距離感ゼロの積極店員。初デートの熱が甘い
- 莉子:バニー店員。衣装と素顔の二重誘惑が強烈
- 麻央:既婚の先輩。背徳を“明るくエロく”転がす危うさ
- 早川さん:校内の憧れ(成人設定)。秘密の優越感が濃密
プラス評価/マイナス評価:買う前にここだけ押さえて
プラス評価(刺さる人には一撃)
- 作画クオリティがトップクラス:「見惚れるエロ」を求める人ほど満足度が跳ねる
- 純愛寄りの安心感:重くならず、最後まで気持ちよく読める
- 属性の幅:1冊で“好みの扉”が複数ある
- 読後感:ハッピーエンド基調で、嫌な疲れが残らない
マイナス評価(好みが分かれる点)
- ハード路線ではない:凌辱・極端な過激描写を求めると方向性が違う
- オムニバス形式:長編の濃いドラマを一本で浴びたい人には短く感じる可能性
結論:この“欲求不満”、あなたの中でも爆発させていい




